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「ただいまー!お祖父ちゃん帰って来たよ!」
少女は帰ってすぐにお祖父ちゃんの寝室に行った・・・が、そこには布団の上で横になって寝ているお祖父ちゃんの姿があった。
無理もない、今は夜中の2時過ぎである。
棺桶に片足突っ込んだお祖父ちゃんからすると夜中の2時は寝る時間である。
「そりゃ寝ているよね・・・。友達は起きていたし、少しお電話してから寝よっかなぁ・・・。あ、でも汗かいたからお風呂に入ってから寝ようかな?いや、お腹も空いたし・・・ファミマで何か買おっかな?いやでも夜遅いし不審者扱いされたら嫌だなー。」
結局、少女は風呂に入って寝ることに決めた。
これがくノ一である少女の日常である。
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