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「はっ・・・ぁ」
「痛かったら泣いてもいいよ」
榛の指が遠慮もなく後ろに差し込まれて、思わずぎゅっと力が入った。
「あき、俺の指折るつもり?」
違う、ごめん、と言いたいのに言えなくて、ブンブンと頭を横に振った。
「俺も結構限界だから、ちゃんと力抜いててよ」
頭を縦に振ると、榛の指が後ろを拡げるように内壁に沿ってゆっくり回る。
「あ、・・・やぁっ」
「まだ全然だけど、もう無理だわ、入れるね」
めりめりと音がするんじゃないかというくらい痛くて、でも榛を受け入れたがっている体は必死でそれに応えようと、力を抜いて熱を逃がそうとする。
ギャグボールを咥えて閉じることができない口から、ダラダラと唾液が零れた。
痛い・・・けど、なんとか泣くのは我慢できそうだ。
「きっつ・・・でもあき、上手になったね」
「はぁ・・・はぁ・・・」
「ねえ、もう我慢できない。俺もしていい?このままこの中で」
榛の手が、俺の下腹部をスリっと撫でた。
そこで、なにを・・・?
・・・まさか・・・
「おしっこ」
想像しただけで、恐怖で視界が歪んだ。
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