拘束王子

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「誰もあきのこんな所まで入ったことないよね。俺だけのもんだ」 こいつ・・・本っ当に頭おかしい。 でも、こんなことされて、こんな風に言われて嫌悪感が湧かない俺も、相当おかしい。 突然腹がぎゅるっと鳴り出して、榛の尿を排出しようと腸が動き始める。 「や、・・・あぁ・・・っ」 「ん?出したいの?」 榛に聞かれて、頭を縦に強く振る。 「このまま栓しときたいくらいだけど、生理現象だもんな。仕方無いか・・・」 榛のものが引き抜かれた途端、びゅっ、と勢いよく中の液体が俺の意思とは関係なく吐き出されて、はしたない音と共にバスルームの床を汚した。 排泄の感覚に体が震えて、あまりの恥ずかしさで全身が真っ赤になるほど熱くなる。
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