世界基準のあたりまえ?

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 その曲はいわゆる音楽素材サイトの「フリー音源」だったのですが、「著作権表記をしていない」「利用料金をはらっていない」「出典を明らかにしないまま二次配布した」の三点が違反使用にあたると言われました。また、音源を「ちょっと手直ししたやつ」を「配信・販売」していたそうです。  まぁ、ひょっこりはんさんは、大よしもとの芸人さんだし、人気者なので、たぶん、うまく解決できるでしょう。  でも、個人でこんなことに巻き込まれたりしたら、たいへんですよね? 突然、訴えられたり、お金はらえっていわれたりしたら、びびりますよね。  「フリー素材」=「無料」、「好きにしていい」ではないんですね。  使いかたによっては作者や著作権者を怒らせます。とくに無許可改変や販売は「悪質」と言われます。ひとの好意にむやみに甘えず、便利につかわせてもらうからにはちゃんと感謝して、出典を明記して「仁義を切らないといけない!」のでした。  はい、世の中、いろんなことが急に「昔とはちがって」きています。  たとえば、飲酒や喫煙、ハラスメントの問題など、ほんのちょっと前とは、だいぶ風当たりが変わりました。「昔はこのていど許された・アリだった」のがどんどんきびしくなり、ダメになり、ナシになり、犯罪になり、ニュースになり、ブンシュンに載ったり国会に呼ばれたり謹慎とか解雇とかするようになりました。  いつどんな原因で、我が身が炎上するか、わかったもんじゃない。     
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