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日本語の歌詞は、みなさんご存じのとおり「ドはドーナツのド」ですよね。
なのに。
なんと原曲では、「ド」は「ド」ではありません。
「ドー」だったのです!
ドだけではなく、レもミもファもそう。レイやミーやファーに、されちゃってる。
みんな長いんです。おんびきがついてます。
おんびきというのは、よく「ー」であらわすあれのことです。
マイナス記号ではなく、音をひっぱって伸ばすしるしです。
なんで?
どうしてわざわざそんなことをしてるんだろう?
長年、首をひねっていたのですが、金田一先生の「ゆにば」と「まくど」の話を聞いて「ハッ」と気づきました。
ああ、そうか。
あのひとたちにとっては、それが自然だったんだ。
そうじゃない選択肢、もともとなかった。
なぜなら、おんびきがつかないのは、言いにくいからだー!
この「気づき」のなかみは単純そうに見えて、案外ちょっとややこしいんです。
短く説明できないので、すみません、あとであらためてまたやります。
とりあえず、おんびきのあるなし問題っていうのがあったというのを記憶の片すみにおいておいてください。
さて音引き以外にも、もうひとつ、「へんな」もんがあるんではないでしょうか。
そう「ティー」。
なにこれ。
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