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えー、ホントに寝たの?
ドキドキしていたのにバカみたい私
ユミはなかなか眠れないでいた
一時間くらいしてユミは
卓が寝ているソファの毛布に潜り込んだ
卓は目を覚まして
ユミちゃん、なにしてんだよ
ダメだって言っただろ
ユミはそんな言葉など聞かずどんどん脱いでいく
そして、抱きついた
卓もオトコだから
拒否も初めだけですぐに
なるようになっていった
コトが終わって卓は我に返った
ユミちゃん、ごめん
謝らないで、だって私がしてほしかったんだもん
卓ちゃんは初めての男の人だよ
えっ、どうしよう
でも、僕はユミちゃんの思うようにはしてあげられないよ
彼女とは真剣なんだ
ごめん
ユミはゆっくり服を着て、黙って泣いていた
そして、朝になって
誰にも気づかれないように目が赤く腫れているのを冷やして平気な顔を作った
現実は変えられなかった
ユミは失恋した
ユミは卓が卒業していく日をカレンダーだけで確認した
もう、会うこともなかった
ずっと元気のないユミを友達のマリは気にかけていた
ユミ、週末だから今夜
ウチに来ない?
ありがとう
じゃあ、お泊りセット持って行くね
その夜、JK話に花が咲き
ゲームやったり、ピザたべたりして楽しかった
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