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晴彦とは、高校一年で同じクラスになり、
身長が近く、体育の時間がきっかけで自然とよく話すようになっていった。
最初の印象は「ザ・マジメくん」。
実際、あいつは高校3年間、学級委員を務めて、生徒会の他推代表演説もやっていた。
教師には丁寧語、クラスのみんなには絡みやすいさわやかさが好印象だったんじゃないか。
俺は、晴彦のうまく立ち回っている様子が、なんだかまどろっこしくて、
見ていられなくなり、とうとう直接ぶつけてしまったのだ。
「おまえ、つらそうだな」
って。
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