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蓮は玄関を開け
『貴之(たかゆき)、早かったなぁ~』と笑いながら話す
『お前が早く来いっていったんだろ・・・』とため息をつく貴之
『でも、1時間はかかるところ40分で来るなんて』と笑う蓮
『で・・。お前がいってた子って・・・。』
『まぁ、焦らなくても』
『だってお前珍しいだろ・・・。女の子連れ込むなんて』
『そうだねぇ・・・。なんかほっとけなくて・・・それに男も連れ込まねぇよ。勘違いされるだろ』と蓮
『まぁ、そうだなぁ。てか・・へ~。・・・お前がね。久々に恋愛するなんて・・・ファン達が泣くな。』と笑う貴之
『だよな。恋愛はもうしないと思ってたんだけど・・・』と頭をかきながら話す蓮
『もしかして、照れてるの?蓮ちゃん??』とニコニコで話す貴之
『そんなわけないだろ///絶対彼女の前でその話すんなよ!』と念押す蓮
『はい。は~い。わかりやした』と笑う貴之
リビングの扉を開ける
『相変わらず・・・何にもない部屋だなぁ~。』と辺りを見渡す貴之
キッチンの方から
何やらガチャガチャ音がする………
『優奈・・・?』と蓮がキッチンの方を覗きに行く
『あっ・・ごめん。珈琲を淹れようと思ったんだけど・・・使い方がわからなくて・・・』ともじもじしながら蓮を見る優奈
『ゆうな・・・。もしかして淹れてくれようとしたの??』とびっくりする蓮
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