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昼休みになり……極力……図書館の職員ルームから出らずに過ごす。家から持ってきた弁当を食べつつ……なんだか食欲が失せ……最後まで食べずに蓋を閉めた。
俺はなぜかいつも男から
言い寄られることが多かった。
……背が低いから…かな
この…背の低さが憎たらしくなる。
俺には………彼女だっているし
男にモテるなんて屈辱意外何物でもなかった。
ペットボトルのお茶をゴクリと飲み……
だんだん………尿意を催してきて………
極力出たくないのにッ………
俺は周りを伺いながら
アイツがいないか……細心の注意を払い
お手洗いに向かった。
誰にも会いたくないがため…個室の方に入る。
はぁ………情けない。
あんな年下野郎を警戒するなんて
俺が意識しすぎてるのか………?
とにかく………早く忘れて
仕事もまだいろいろと覚えなきゃいけない事もあるし
気持ちを切り替えよう………。
ガチャリ
とトイレのドアを開けた瞬間
目の前に………アイツがいた
俺は目を見開き…身体がビクッとなる。
『ッ………!』
俺は開けたトイレのドアを急いで押し返して締めようとしたけど………アイツの方が一歩早くて
狭いトイレの個室に追い詰められた。
………もう逃げられない
恐怖で身体が震えるのを抑えて
俺はなんとか年上の余裕を見せ……平常心を装う。
ヤツは………静かに俺を見下ろして見つめてくる………。
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