第2章 本気

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第2章 本気

……昨日はあまり眠れなかった。 慌てて図書館から逃げたけど 俺は遅番で……消灯するのを忘れていたから 結局もう一度戻る羽目になった。 手にはバットを常備して……素早く図書館に入って消灯し………戸締まりをして図書館を後にする。 ヤツはいなくなっていたけど………。 戻った時に……… ヤツに押し倒されたテーブルが目に入り 恐怖で再び身体が震える………。 忘れよう……今日は絶対にアイツと会わないように気を付けなければ。 返却本を片付けながら……なるべく他の職員と一緒に過ごすようにした。
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