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どんどんテンションが上がっていく周囲。 それらに、言葉と雰囲気だけ、上手く合わせる。 ソファー席の方は、酔った奴らで 満員電車並にごった返し、 見覚えのある顔同士が、 ポツポツと夜の闇へと消えていく。 少し期待して来たのだが、 昔抱いていた大人の線引きに対する憧れは 霧がかかったようにモワモワと濁るばかりだった。
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