メルとの別れ

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大学へ入学した私は、毎日が新鮮で刺激的で退屈しなかった。 自炊もしなきゃいけないし、アルバイトも。 おまけに彼氏もできた。 入学して半年以上が経ち、メルのことなんて思い出す日はなくなっていた。 そんなある日 母からの電話が鳴った。 「もしもし?お母さん、今ちょっと忙し・・・」 すぐに電話を切ろうとした私を母は引き止めた。そして次の瞬間信じられないことを聞く。 『メルがそろそろやばいかもしれない』
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