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 やれやれと、沈黙を破るように一気に吐き出す、妹。  自分には関係ないとは言いつつも、やはり心のどこかで気になっていたのだろう。 「そっか……」 「勉強も出来るみたいだし、D大学を狙っているみたい。性格もきつくて有名。内心、舞さんも怖かったかも」  そして谷田部刑事、湯浅警部は立ち上がり、動き出した。  これで、大体が解決する気がした。しかし、三和さんは、怯える。 「大丈夫よ、何もしなくても。貴女が怯える事は何もないわ」
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