ふたつの、出逢い

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美弥「ーーはい、第二課玉井です。」 『あ、営業課の飯田と申します。 お忙しい所すみません。 実は、ちょっとしたクレームが発生していまして……、顧客からの依頼内容に変更が入るので、打ち込みの方少々お待ち頂けますか? 修正内容は僕が第二課まですぐにお持ちします。』 美弥「そうでしたか。了解です。 よろしくお願いします。」 美弥は受話器を戻し、今まで入力していたデータを一旦デスクに置き、席を立った。 営業課から第二課までは階数も違い、少々距離がある。 その間にコーヒーでも、と給湯室へと足を向けた。
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