287人が本棚に入れています
本棚に追加
朔哉「え、え……み、美弥ちゃん……?」
美弥は顔を赤くし、俯きながら続ける。
美弥「……急に変な事言ってごめんなさい!
でも……、やっぱり愁斗と付き合ってたし、手を出す気にならないのかなとか、色々考えちゃって……。」
朔哉が美弥の言葉を聞き、ぎゅっと優しく美弥を抱きしめる。
朔哉「……美弥ちゃん、そんな事言わせてごめん。
正直、俺めちゃくちゃ我慢してた。
もう美弥ちゃん可愛すぎて、ぶっちゃけ何回も手出しかけた。」
朔哉「でも……、そういうのが仮になくても、そばにいてくれたらいいって思うほど好きで、大事に思ってる。」
美弥「……朔哉さん……。」
美弥は肩越しに、朔哉のあたたかくて確かな想いを感じ、涙が瞳に浮かぶ。
最初のコメントを投稿しよう!