287人が本棚に入れています
本棚に追加
気付いた時には、美弥の左手の薬指には、キラリと光る指輪がはめられていた。
美弥「………え、朔哉さん……?」
朔哉「美弥ちゃんと……、付き合えた頃からずっと今日のこの日の事を考えてた。
まっすぐに想いを伝える俺を好きだって言ってくれたから……、思いっきりキザにしてみました……。
頼むから、引かないでね……。」
朔哉は苦笑いを浮かべるが、美弥の目に浮かぶのは嬉し涙。
美弥「嬉しい………っ、こんなの……一生忘れられないよ……!」
朔哉「……美弥ちゃん、俺と一生恋をしよう。
もう俺の人生、美弥ちゃんなしではなんの意味もない。」
涙が溢れてくる美弥を、朔哉は優しく抱きしめ、涙で濡れる頬にキスをした。
最初のコメントを投稿しよう!