天使とは

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「あんた てっきり天使とか思ったけど 悪魔だったわけ?」 「天使悪魔なにそれ?」 みゆは息を整いて、急になにをおもったか、押入れから段ボールを下し 少しほこり被った辞書を急にページめぐって急に止めて指をさした 「これよ」 まるで牛みたいな挿絵に大鷲みたいな立派な翼をはやしているそしておぞましいあくどい顔で微笑んでわらっている 「なにこれ?化け物?」 わたしは興味しんしんに変な図鑑を眺めた 「わたし牛じゃないし化け物じゃないよ」 「んーなんかあんたと会話してると調子くるうのはなんだろうな もっとテンポよくさあ  わたしは魔界からきたプリリンスとかそんなフレーズないの?」 「魔界のプリンスなにそれ・・・・・・」 わたしはそんな変な言葉に笑いだした じゃあわたしは、適当に悪魔図鑑をめくりながら眺めた 「あっあぁあああこれよこれ」 みゆはなにか発見したように騒ぐ サキュバスと書いてある 「あんたの特徴に少し似てるような」 そうかなまるでスイカが入ったような得盛りの乳に挑発ぎみに怪しく微笑む翼がコウモリにた悪魔である  「わたしに似てなくない?」 わたしは貧相な胸を見ながらなにも生えてない背中を姿見で確認した 「ここよ」 サキュバスは接吻をして人間の魂を吸い取り または夢でエロイことをして誘惑して遊ぶ低級悪魔である 「なんか、書かれてる内容ひどくない わたしエロイことしてないのに」 「まさかわたしはきづかず悪魔の力を知らずにつかってたなんて」 みゆは顔を横に振り後悔してるよだった 「でも、あんたの力ないと 瀬戸君も 振り向かないからね」 ためいきをしながらわたしにじろっと見ては眠そうな目でわたしを見つめた 「瀬戸くんが、あんたに会いたらしいから 今からいくわよ」 「えっ急でしょ」 わたしは何となくなイメージでみゆに重なりあった
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