☆ラッキーアイテムはカレーうどんです!

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「くずはらさんのデスク何処にしようかな…あっ、ここ、使ってないから適当に荷物除けて好きに使ってよ。」 「あっ、はい…ありがとうござぃます。」 先程から私の事をずっとクズハラと呼び続ける(ちなみに正確な読み方は楠原と書いてクスハラ)この人は、面接をしてくれた市川さん。 歳は恐らく三十代後半くらいだろうか。 テキパキと支持を出してくれるものの何処か適当な感じが否めない。 取り敢えず、デスクの上を片付けるとするか。 私がやっとの事で決まった再就職先は主に文具、玩具を取り扱っている会社だと聞いていた。 と同時にそれに絡めてイベントも企画したりと平たく言えばベンチャー企業とも。 面接の時、確かに従業員も少なく大きな規模の会社では無いけれどって市川さんに聞いてはいたけど。 こっちは生活が掛かってるから細かいことは言ってられない。 少しでも早く就職先見つけなきゃだし、それにあの大きなビル内にあるカフェで面接とかってなると、それなりの会社だと私自身勝手に思っていた。 だから敢えて聞かなったんだよねぇ。 けれどこんなだとは。 不安を覚えながらも早速デスク周りを片付け始めた。
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