☆ラッキーアイテム…待ち人来たる?

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「でね、そうそうそう、ほら、ここに入力すると…はい、出来た。」 「おお…、ほんとですね。私のやり方よりずっと早くて簡単に、しかも正確に出来ます!」 早速、お姉さんが留守の間、私が担当していた仕事を確認してもらう。 威圧感の塊のような人だからさぞやスパルタで厳しく指導されるのかなって構えていたけれど、意外にも丁寧に教えてもらってちょっと驚いた。 しかも分かりやすい。 だって…市川さんに聞いても 「いいよ、いいよ、数字入ってりゃノープロブレム、オールオッケー!」 しか言ってくれないもん。 「まぁ、特別問題もなさそうだし他もいいと思うわよ。」 ついまじまじと見てしまう。 「なに?」 「凄く仕事出来る方なんだなぁと思って…えっと、お姉さんも。」 兄弟二人ともが仕事出来るって凄いよね。 仁さんは若くして起業しちゃうし。 お姉さんなんて大企業の社長婦人なのに。
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