侯爵様は弟思い

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 なんていう未来を憂いながら、俺はもう一度、少し冷めて伸びてしまったらーめんをすすった。  この人の心みたいにやわらかなぬくもりが、空腹で冷めきっていた胃をゆっくり、ゆっくりと満たしていった。
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