プロローグ2

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視:秋菜 「[そう.一緒に帰れないんですね.はい,先に帰ります.]今日は無理ですか.」 初めまして四宮秋菜です.今玄斗兄様から帰れないと言う電話を頂きました. 今日は雪菜も委員会があって,一緒に帰れないし,こうなると黒曜も怪しいです. 因みに此所は並中正門前,私は此処の生徒,玄兄様は風紀委員長で今は見廻り中です. すると隣から声がしました. ?「あっ!御主人.今日龍斗様は[帰れない]と言ってました.」 話かけてきたのは私の式だと言う猿鬼,竜鬼,一つ鬼を肩に乗せ人型を採った車之輔だった. 「そうですか.はぁ今日は私だけですか.仕方有りません.帰りますか.」 私は車達と供に歩き,そして人目の無い所で4体に龍兄様達の事を聞きました. 「それで龍兄様が一緒に帰れない理由は?」 猿「生徒会会議,だとよ.」 答えたのは猿に似てる猿鬼.因みに仕事とは,陰陽師の仕事の事.私は違います. 竜「でも姫も当番だろ?何で帰ってんだ?」 と聞いて来たのは蜥蜴に似てる竜鬼. 「それは私が休みの人の代わりに当番をしたためです.」 一「成る程.けど都合着かないのは残念だよなぁ.」 と言ったのは桃色の毬に一本角を着けた感じの一つ鬼. 「仕方有りませんよ.それにしても最近仕事が多いですね.力が無いのが残念です(._.)」 車「そう言わないで下さい.御主人がいるだけで力に為るのですから.( *´・ω)/」 すると,私の足元が光り幾何学的な陣が出て来ました. 「( ̄□ ̄;)!!助けて!猿鬼,竜鬼,一つ鬼,車!体が沈む!」 車「御主人!こんな時に!皆さん御主人を守りますよ.」 それは鬼で,本来は夜行性のはず. 竜「彼奴龍斗が追ってた奴だ!姫,避けるのは無理か.猿鬼,一つ鬼!」 2体が返事をし,私を守るように鬼の前に出た.鬼は拳大の礫を放った.しかし元の姿に為った車が.体を貼って守ったが礫は,私達の上に落ちて来た. と再び陣が光った.そしてゴッと言う音と共に私の意識は途絶えた. 視:車之輔 御主人が鬼の礫で負傷された. ヤツガレも同じく負傷したが人型を採り,目の前の方に助けを乞うた. その方は周りの方に命じて,倒れていた猿鬼さん達を抱え,ヤツガレに着いて来るように言いこの部屋を出ました. こうして秋菜は召喚された
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