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視:車之輔
御主人達をベッドに寝かせ、僕はお二方にお礼を述べました。
「御主人達を治療して下さり、有難う御座います。式の車之輔です。」
アリ「礼には及ばないわ。此の国に彼女が必要だから。アリア=カイセイ=ユニリスよ。ハリー、後御願いね。」
ハリ「解りました母上。ハリク=アースト=ユニリスです。此処ユニス国の第1王子です。あ!目覚めたみたいですよ。」
「?あ!御主人!皆さん!大丈夫ですか?」
菜「あ、大丈夫です。で、此処は?そして、どちら様?」
視:秋菜
気が付くと知らない天井だった。起きると知らない男性に心配された。誰かと問うと驚かれた。
猿「!!おい姫!名前と歳、言ってみろ!!」
「?四宮秋菜、14歳です。」
竜「半年前と同じだ。」
ハリ「あの話ても?」
そう聞いて来たので、了承する。
ハリ「じゃ先ず自己紹介。僕はハリク=アースト=ユニリス。此処ユニス国の第1王子で、君達を召喚した張本人。理由は後で父上が話す。着いて来て。」
私はハリクに着いて行く。着いたのは地下の泉だった。
ハリ「泉に潜って、力を解放して来て。」
私は泉に潜った。すると景色一転。私は一人の老人と和室で向かい合っていた。
フ「やっとですね。私は覚醒神フルト、貴女様に掛けられた封印を解放する者です。」
「やっと?封印?何の事ですか?」
私の問にフルト様丁寧に答えられた。そして
フ「では此から、封印を解きます。[是者の力の解放を我が認める]」
すると私の中で何かが壊れる音がした。
フ「此で良いでしょう。」
そうフルト様言うと再び景色一転、泉の岸にいた。
ハリ「じゃ父上の所に行こう。」
再びハリクに着いて行き、謁見の間に辿り着いた。
ハリ「父上、勇者を連れて参りました。」
メ「うむ。私はユメルク=アースト=ユニリスだ。勇者よ、名と歳は。」
「はい。アキナ=シグウ。14歳です。・・陛下、召喚の訳をお聞かせ下さい。」
メ「其は、邪神復活の予兆が各地で報告されている。其を、阻止する為に勇者召喚を行った。では、君の魔力と属性を測ろう。」
陛下の言葉を合図にメイドが水晶の乗った台を私の前に運んで来た。
メ「水晶の上に手を置けばいい。」
言われた通りにやると、数字が七色に点滅した。
メ「魔力は王子と同じ1万、属性は自然か。アキナよ。此処で暮らし力を研け。」
「はい。」
そして秋菜の修行が始まった
二話に続く
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