始まり

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夕方の道     幸い周りには誰もいない         「なぁ? どうしたんだよ?」       心配した修吾が俺の顔を覗き込んだ         「みこ「俺さぁ           修吾のコト好きになっちゃった…」     「は?」       「俺と付き合ってくれとは言わない 俺の勝手で言いたかっただけ けどこれは本気だから」   「美琴………」       「なぁ? さっきどんなんでも友達だって言ったよな?         お願いだから       嫌わないでくれ……っ」             やばい 泣きそうだ         けど修吾なら大丈夫   優しい声で「美琴は友達」って言ってくれるんだ             「キッモ………」
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