第1話 悪役令嬢はフラグを回避したい。

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「…エレノア。」 横から声が聞こえ、顔を上げると玄関の階段の上にイザベラが居た。 エレノアそっくりのシルバー長い髪を一つにまとめ、高貴な雰囲気が上品で厳しいイメージを無造作にもたらす。 ワインレッド色のドレスがよく似合う女性だ。 「外で立ち話なんて…みっともないですよ。 2人とも中へ」 赤いヒールをカツンと一度響かせ、一言だけ告げると屋敷の中に入って行く。 レイナルド「さあ、行こうか」 ひいい…、行きたくない… サリーの美人度合いとはまた違う迫力ある美人は、威圧感が半端ない…
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