第1話 悪役令嬢はフラグを回避したい。

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誰にだって、出来ることと出来ない事がある。 得て、不得手なんてものは誰にだってある物だし それを嘆いたりする必要なんて無い。 現実じゃ地味子で、ぼっち飯なんて中学から今、OLになった今まで当たり前の私が 唯一、好きで好きで堪らないものが恋愛ゲーム。 どんなに仕事で嫌な事を言われても彼が待っているんだと思うと、 帰り足も早くなる。 だけど、あの日 あの横断歩道を渡らなければ 今日も、私にだけ優しい彼に会えるはずだった。
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