第1章

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私は「私はこれで……」と、この男に言い残し、境内から立ち去った。 (少しでも格好いいと思ったのが馬鹿みたい) 私は「はぁ」と後ろに居る男に聞こえるぐらいため息をつき、石段を降りようとしていた。 ───ドゴォーン 突然、私の後ろから物凄く、とてつもない号砲が流れ、響き渡った。 (えっ?何?) 私は思わず後ろを向いた。
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