おまけ

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倉庫の影ベンチの上 綺麗な夜空 幻とリアルな気持ち 感じていた チャイムが鳴り 嫌々にいつもの席に座り 何に従い 従うべきか考えていた ざわめく心 今アタイにあるモノ 意味なく思えて戸惑っていた 昼間もふらつきアタイは風の中 孤独瞳に浮かべ寂しく歩いた 笑い声と溜め息の飽和した場所で ダチと喧嘩したりして笑いあった 退屈な心刺激さえあれば 何でも大袈裟に喋り続けた 行儀よく真面目なんて出来やしなかった 澄子さんの言う事なんてマトモに聞かなかった 逆らい続け抗い続けた 自由になりたかった 信じられぬ大人との争いの中で 許しあい 一体 何解りあえただろう うんざりしながら それでも過ごした ひとつだけ分かってた事 この支配からの卒業
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