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鍵をかけるのは、エッチをする時だけ。しかもここ、実はコンラッドとゼロスの部屋だ。ゼロスがクラウルの部屋に行ったっきりだから、彼から許可を貰って使わせて貰っている。つまり、帰ってくる奴はいないのだが。
「コンラッド?」
風邪が治るまではしないって、ずっと怒られた。治りかけこそ大事だって言って、取り合ってくれなかった。なのに……
コンラッドは耳まで赤くして近づいてきて、ハリーの寝台に乗り上げる。そしてそのまま、パジャマのズボンの前を解いた。
「え! え!」
「入れないからな!」
「あっ、うん……」
とは言いながらズボンを下げ、下着も下ろす。そうして剥き出しになった昂ぶりを握った。
「え?」
驚いて、次には真っ赤になった。だってコンラッドは普段でも恥ずかしと言ってフェラはしてくれない。逆にハリーは積極的で、相変わらず恥ずかしがり屋なコンラッドを誘い、襲い、その気にさせている。
「コンラッド?」
少し扱いてその気になった息子が、コンラッドの口腔へと飲み込まれている。普段されないからか、余計にこの光景に興奮する。なんだかいけないものを見ているみたいだ。
「んっ、んぅぅ……」
少し辿々しい舌使いが逆にくすぐったくて、初々しくて興奮する。純情で、肉欲を剥き出しにする事なんてない人が大事そうにフェラしている。それを考えただけで、もの凄く反応してしまう。
「はぁん! コンラッド、気持ち良すぎて蕩けそうだよぉ」
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