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ほんの少し腰を引かれ、またゆっくりと押し入られる。香油を追加されて、徐々に馴染むようにゆっくり。中を擦られる時間だけ、ゾクゾクして凄い。けれどゆっくりだから達するような刺激ではない。長く気持ちいいが続いて、頭の中は茹だりそうだ。
「もっ、強いのぉ」
「ダメだ」
「バカ過保護!」
「何とでも言え」
「鉄面皮、強情者、弱虫」と悪態を並び立てながら腰を振ってもまったく早めてもらえない。けれど最後に「根性無し」と言った時にはちょっとショックな顔をしていた。
「バカうさぎ、俺が大事にしたいと思ってるのに散々に言うな!」
「ひゅぅ! あっ、んぅぅ!」
ズンっと押し込まれた先端が、気持ちのイイ部分を抉って最奥を突く。苦しいのに気持ち良くて、一瞬飛んだみたいになった。
「かふっ、あっ、にゅうぅぅぅ!」
抱きついて、一緒に中も締まっている気がする。アシュレーの熱を強く感じた。
耳元で、彼の興奮した息づかいを感じる。見るともう、理性は切れているんだと分かった。深く口づけられて、グチャグチャに舌を絡めながら激しく求められて……真っ白に飛びながら嬉しくてしがみついておねだりをしている。
どれだけイッたのか分からない。でも、まだ欲しくてたまらない。アシュレーも止まらないのをいい事に、ドロドロになるまで抱き合った。終わった頃には息が苦しくて、ちょっと後悔もした。
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