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握り込んだまま、解すということ?
言葉が入り込むよりも前にチェスターが行動で示していく。やんわりと股を割られ、指がクニクニと入口に触れる。けれど何ヶ月もそこを使っていないから、硬く慎ましいままだ。
「流石に硬いね。今、解すから」
「油は……え? あっ、やぁ!!」
潤滑油をサイドチェストから取り出そうとしたら、それよりも前に濡れた柔らかな感触が窄まりを突く。生暖かくて、弾力のあるものがチェスターの舌だとすぐに分かった。
「ダメです! 病気に……っ」
「中までは入れないから」
「そういう事を言っているんじゃ! やっ、あぁっ」
沢山の唾液で皺を伸ばすように舐められると、羞恥心に火がつく。いけないのに、震えて甘い声が出てしまう。
「嫌いじゃないんだね。気持ちいい?」
「ダメだって、言ってっっ!」
「でも、欲しそうにしてる。口、開いてきたよ」
「え!」
確かに頑なだった部分に唾液を塗り込まれ、柔らかな舌がノックするから力が抜けている。だからって欲しそうにしているなんて、ちょっと恥ずかしい。顔が見る間に熱くなっていく。
「リカルド、恥ずかしいんだ」
「だって……っ!」
「可愛いって、年上の人に言うのは失礼かな?」
「やっ! あぁっ」
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