【R18】貴方を待ちわびて(リカルド)

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 優しく円を描く指が中心を寛げて、ゆっくりと指先が入り込んでくる。その指を美味しそうに、下の口が吸い付いている。 「はぁ……ぁぁ……」  中で感じる快楽を思い出している。もっと熱く太いものがそこを擦り、目眩がしそうな快楽をくれるんだ。 「潤滑油、使わせてね」  言いつけは守って中まで舌を入れるような事はしなかったが、潤滑油に濡れた指がぬプヌプと出入りしていく。時折撫でるように前立腺を擦られて、痺れと疼きで背がしなった。  物覚えがいいチェスターは迷いなく準備を進めていく。その間にも前は溢しっぱなしだ。流石に恥ずかしくなって顔を隠してしまうと、残念そうにされる。 「顔、見せて」 「いや、です……っ」 「綺麗だよ、先生」 「先生って、言わない、でっ!」  抱き合っている時まで、先生ではいたくない。訴えたら、微笑まれてキスをされた。 「リカルド、だね」 「勿論です」 「うん、ごめん」  短いキスを繰り返しながら、時折手が乳首を捏ねる。指はいつの間にか三本に増えて、なのに痛みを感じなかった。 「リカルド、後ろ向いて」 「え?」 「その方が負担少ないって聞いたから」     
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