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顔が見えないのは、少し不安だった。けれど今までバックはなかったし、体の負担が少ないのも知っている。今でも気遣ってくれているのだと知ると、抵抗するのも悪い気がして四つん這いになった。
「え? あぁ!」
触れる場所が僅かに違うと感じ方が違う。強い刺激に上半身が崩れてしまう。
チェスターは数回そうして馴染ませると、今度は自身を押し当ててゆっくりと入り込んできた。
「あぁぁっ! はぁ、あぁぁ」
最初は痛みもあったが、丁寧に解されたせいかあっという間に消えて、焼けるような熱さを敏感に感じ取っている。知らない場所を擦りつけられ、顔を見てするよりも深く彼を感じている。
突かれる度に押し出されるように声が我慢できず、上半身は崩れたまま赤く起立した乳首をシーツに擦りつけて余計に感じている。
「リカルド……っ!」
「チェスター、そんな、奥……っ!」
尻を割り開かれるようにされて抉られると、全部が気持ち良くてキュッとする。前よりずっと深くに感じていて、頭の中は朦朧としている。幸せなものだ。
「リカルドの中、凄く熱い。それに、締め付けて気持ちいいよ」
「そんな、言わないでっ」
「ダメ?」
「恥ずかしっ、はぁん!」
パンッと打ち付けられ、次には前も一緒に握られ、扱かれた。頭の中が点滅して、強すぎる刺激に耐えきれなくて嬌声をあげた。それでも快楽を流しきれない。全身が痺れる。
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