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「はぁん! だめ、チェスター耐えられない!」
「いいよっ、俺もそろそろ……っ!」
「はぁ! あっ、あぁぁ! あぁあぁぁぁぁっ」
射精と一緒に中が強く搾り取るように狭くなって、チェスターを抱きしめている。そこをこじ開けるように数度打ち付けられた後で、中がジワリと熱くなった。
相手のいるセックスは、こんなにも気持ち良かったんだと思い出す。誰でもいいわけじゃなく、チェスターだから全部をさらけ出せる。安心感に、トロトロと体も気持ちも緩まっていった。
「リカルド……」
まだ荒い息のまま、項や背にキスをされている。擽ったいやら、愛しいやら。
「キス、して?」
おねだりは簡単に叶えてもらえる。首を捻る無理な体勢でも、甘いキスは気持ちがいい。
抜け落ちていくのが名残惜しくて、思わず「あぁ……」と声を出してしまった。チェスターは苦笑しながら溢れ出るものを拭い、中を綺麗に掻きだしていく。更には軟膏まで塗るのだから、本当に躾がなっている。
隣りに潜り込むチェスターの胸元に頭をつけると、自然と手が頭を撫でる。年下なのに甘やかすのが上手い。
「先生、満たされた?」
「はい。貴方は?」
「先生でいっぱい。また、頑張れるよ」
「私もです。だから遠慮しないで、抱いて下さいね」
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