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「こう言えばわかるか?
ヤシロ重工株式会社、三代目、
八代 義仁。(ヤシロ ヨシヒト)」
「しゃ…社長…。」
何を隠そうこのお方、僕の働いている会社の社長であった。
スーツをビシッと着て、髪型をオールバックに固めると僕の目の前に座って言った。
「さぁて、昨日のこと。
本当に、覚えていない?」
サァーっと血の気の引くような音がした気がした。
僕の人生最大の失態が、ここに発覚した…。 END
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