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「え…父さん……?何?」
「いや、歩ける余裕が出来たならもう一回シようと思ってな。」
な、何言ってんの?もう無理だよ。
「む、無理…。腰痛くて限界だし、トイレもしたいから……。」
「トイレくらい我慢出来るだろ。ほら、ヤるぞ。」
「ま、待って!本当に駄目……!…ふ…あぁ…っ!」
下を脱がされて、また中に挿れられる。トイレももう限界。駄目…出る……。
「だ…め……あ、あぁ~っ……!」
膀胱が限界を迎え、粗相してしまった。中学生にもなって粗相なんて…今までなかったのに…。
「はぁ…はぁ……」
気づけば、床も便座も濡れてしまっていた。俺は立つことが辛くなって、その場に座り込んだ。
「……」
父さんは無言のままトイレを出て行った。俺はしばらく動けなくてそのままトイレに蹲った。
「ただいま~」
母さんが帰ってきた。俺はあの後、トイレを片付けて、服も少し濡れたので自分で洗濯をした。父さんは家の中を探したが、どこにもいなかった。おそらくどこか出かけたのだろう。それから、部屋で痛む腰をさすりながらベッドで寝ていた。
「城玖~!お友達来たわよ~!」
友達?あぁ…拓と慎かな?そう思いながら部屋を出て階段を降りる。玄関に行くと、母さんと友人の拓海と慎太郎がいた。
「おい、城玖~。大丈夫か~?」
「今日休みって聞いて驚いたぞ?」
「悪い。急に具合悪くなってさ…。」
「そっか。確かに顔色悪いな。これ、今日のプリント。早く元気になって学校来いよ。」
「…わざわざありがとな。」
「おう。」
その後、今日の学校での出来事を聞いたり、二人と少し話したりした。そして、二人は帰って行った。俺は二人を見送った後、部屋に戻ってプリントを確認した。すると、部屋のドアをノックする音が聞こえた。椅子から立ち上がり、ドアを開けると母さんがいた。
「…母さん……どうしたの?」
「ちょっとね、城玖と話したいことがあって…」
母さんの顔は、いつもより少し怖かった。
「う、うん…。何?」
「今日、私が勤務してる会社に学校から電話が入ったの。その内容が、城玖が学校に来てないっていうことだったの。」
そうだ。あの時、父さんとセックスしていて…まさか学校を休んでしまうとは思ってもみなかったから……。
「あの時は、仕方なく風邪引いたってことを言っちゃったけど…城玖、私が出て行った後本当に具合悪くなったの?」
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