新しい異世界へと

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 ようやく完成した瞬転ペン改だが、追加した物もあったので既に時間が夕方になりそうだ。  今日は、もう何かする気もないので草原の迷宮の探索は明日にしよう。  異次元施設に移動して夕飯を食べて、ゆっくりして過ごそう。  異次元施設に瞬時に転移してリビングに向かう。  その後は適当に夕食を済ませると軽く動画を見て俺にしては早く12時位に寝た。  翌日には俺は普段よりも早く朝の7時に目が覚めた。  普段よりも早く目が覚めたせいでいつもよりも時間をかけて朝の準備を済ませる。  朝食も軽く済ませて装備の準備を終わらせると、ゆっくりしていたので時間は朝の8時を過ぎていた。  普段であれば半分の30分くらいで準備などが出来るのでのんびりしていた事になる。  準備も完了したので異次元施設から外に出る。  転移してみると昨日と同じ草原の迷宮の前に出ていた。  少し先に大きな岩があって、そこが草原の迷宮の入り口らしい。  大きな岩に近づくと俺が見えてなかった岩の側面に凹みがあって、その部分に頑丈そうな扉が嵌まっていた。  触って叩いてみると質感的には岩みたいだけど詳しくは分からない。  左の拳を右手で軽く叩いて気合を入れると扉を押してみる。  軽く力を入れると簡単に開いて扉の先は草原になっていた。   (これは違う空間に繋がっているのか)  周囲の様子を確認してみるが特に危険も無さそうだ。  一応は注意をしながら扉を通るとアッサリと通る事ができた。  通ってから後ろを見てみるが扉は特に消えたりもしておらず開いたままで存在している。  どうやら帰ろうと思えば戻る事も出来るみたいだ。  帰る事は問題なさそうなので先に進んで行こう。  次の階層に進む為には石碑を探して触れないといけない。  しかし思っていたよりも草原の迷宮は広そうで平凡状態の俺では一日で見つけられるかも怪しい。  戦闘もしながら探さないといけないので平凡状態で探すのは諦めよう。   「という訳で  万能状態  発動」  俺の精神が研ぎ澄まされていくのが分かる。  万能状態になった俺は目に同化してある願望遠聴鏡を発動させて、この辺一帯を調べてみる。    
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