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(あ〜も〜、凛ちゃんも一緒に居てくれるんじゃないの!?)
あんな約束をした翌日、さっそく凛ちゃんのクラスでは経済があった。
言われた通り黒板の前に立っているが、当の凛ちゃんは隣の席の人と仲良さげに話している。
ただでさえ別のクラスに入るのが苦手な私は「誰だこいつ」というみんなの視線が痛く、今にも逃げ出そうとした。
しかし、少しでも動こうとすれば凛ちゃんの圧力が器用に飛んでくる。どちらにも耐えきれず走り去ろうとしたその時、目の前に大きな影が現れた。
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