2人が本棚に入れています
本棚に追加
もうテレビは見なくなった。そもそも家にテレビはない。テレビに、マスコミュニケーションになんの公共性も感じないし、主観的すぎて政治的偏向が過ぎるのだ。
基本的にインターネットの情報だけで事足りる。ネトウヨもネトサヨの情報を集めて2で割ればちょうどいい。集めた情報をただ鵜呑みにせず自分の頭で考える。情報を仕分けする。そういうことをインテリジェンスという。ただのインフォメーションではない。
しかも動画投稿サイトの映像・動画さえも信用はできない。映像の編集によって白が黒になり黒が白になる。そういう時代だ。自分で考えられない者たちは無意識に全体主義の信奉者に成り下がるだろう。
とはいえ最近ネットのない生活は考えられない中、未払いでネットが止まる。携帯が止まる生活を強いられており、おまけに食事らしい食事は一日一回というなか、実に楽しい破たん者ライフを送っている。それでも精神は前へ前へ進んでいる。
生活がつらいからといって、心を同じようにつらくみじめにしておく必要はない。
最近各所のフリーWi-Fiスポットをめぐってネットで情報を集めしている。
動画投稿サイトで見た映像は鮮烈だった。花火会場の爆発事故映像のようだった。最初みんな楽しそうに花火の打ち上げを見ているが、やがて打ち上げ箇所で変則的な火柱が上がる。そうかと思うと突如無秩序な花火の乱射が始まり、火の玉がこちら側にも飛び込んだ。
あたりはパニック状態に陥り、人々は逃げ惑い、背後から無数の火の玉が襲い掛かるさながら地獄絵図。という映像だ。
心配はいらない。私はこの映像の欠陥を見抜いていた。
火の玉が飛び込みカメラマンが逃げようとするコンマ数秒のカットにスタジオが映りこんでいたのだ。詰めの甘い編集だなと思う。
我々は日常の情報にいつも思考しなければいけない。
最初のコメントを投稿しよう!