序章 地獄とアーク

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今どちらが優勢だ?リュドラか?九白明か?ここからじゃ遠くてよく見えない。おれは近付く為に全力で走り始める。 近付いて行くと九白明の目の前には2人のプレイヤーらしき人物が居た。そして反対側にはリュドラだけ。3対1なのか? 九白明側のプレイヤーが機関銃のような銃器を持っている。…あれはまずい!止めないといけない! 「…黒炎惨撃」 おれの剣には黒い炎が纏わりつき、その状態でおれは剣と振り下ろした。その炎は自動で機関銃の弾丸へと向かっていき、弾丸を防いだ。 『…だれ!?』 こいつ等は誰だ?知らないプレイヤーだが、機関銃を持ってるなんて危険なプレイヤーだな。 おれが乱入して攻撃して来たことに九白明は気付いた。 「ん?何だ今のは?誰かがこの戦いに乱入でもしたんですか?この【ハーデン】は全てが【VS】エリアだから乱入したのがわからないのが欠点なんですよねー…さて誰が乱入…」 おれは九白明の目の前に立った。やっと会えた。そして…倒せる事ができる。 「おれだよ…九白明」 「誰ですか?あなたは」 「おれは…お前も倒す者。そして【ARD】を復活させる者だ」 おれはこの後リュドラと協力し、何故か親父やミラーシィー達も乱入してきて、一緒に九白明を倒した。 仲間を助ける事ができた。親父にも久しぶりの再会ができて、おれはみんなに地上を任せて、地獄の果ての街【リビアン】へと戻って行く。 おれの地獄の戦いはこれから始まる。生き返る為の戦いが。 序章 地獄とアーク【終】
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