飲み下した、

ただそれだけのことが、耐えられない。

小槻みしろ

7分 (3,898文字)

6 219

あらすじ

 たとえば、とりとめもない、けれどもわたしの胸をぽっかり空いたようにするこの感情をどこへ向かわせればいいのだろう。  ありふれた日常の些細な揺れを描いた短編小説です。

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

素晴らしい文章力!

まるで自分の学生時代の事の様で、ドキドキしました。若き日の孤独な葛藤を切なく、高度な文章力で書き上げた秀作です。
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