第1章～転生～

ある蒸し暑い夏の日俺『烏川白斗』は死んだ。
死因は癌だ。これは、そんな俺が転生を果たしその異世界での生活を書き留めたものである。

目が覚めるとそこは、真っ白で他には何も無く地平線が続いているように感じた。
「は？ここどこだよ｣
俺は、混乱していた。
『お、来た来た！君が烏川白斗君だね？』
その声の主はとても綺麗な女の子で、俺の頭の中に話しかけてきた。
「そ…そうだけど、お前は、なんなんだよ！ここはどこなんだよ！……俺は死んだのか？」
『はい、質問にお答えしましょう。まず私は誰かと言う質問に対して、私は簡単に言うとあなた方人間にとっての神様ですよ。そして次にここは私の庭ですよ。最後の質問の答えは、君は死んだよ。』
「そうか俺は死んだのか…もうやり残したことなんてないしいいかな、それで、だ。俺はなんでここにいる？」
『ここにいる理由それはですね！あなたは異世界への転生の切符を手に入れたのです！その転生の儀を執り行うために私の庭にあなたをお呼びしました。』
「そうなのか、俺は異世界へ行って何をすればいいんだ？」
『あなたには特にしてもらうことはありません！ですのであなたの生きたいように第2の人生を謳歌してください。特別に私からもボーナスとして能力【スキル】を与えますのでそれは転生してから御自分のステータスを確認してください!!』
「待て!!!ステータスはどうやって見るんだ？」
『イメージすれば見れますよ！他に質問はありますか？』
「他のことで頭いっぱいだったけど俺の行く異世界は、どんな世界なんだ？」
『魔法が使えるファンタジーの世界ですよ！』
「マジかよ!!! じゃあメラとか使えるの！？｣
『いえ、あなたはそういった魔法は使えません。ですが人から技を教えてもらうことは、出来ると思うのでコミュニケーションをよくとるようにしてください。』

「てことは俺は魔法は、人に教えてもらうしかないのか？」
『そうですね、他には？』
「初期から無双出来ないのは残念だけどそれ以外の質問は無いよ。」
『そうですか、それでは転生の儀を執り行わせていただきます。それでは、』

《カイリージェストラス》!!!!

刹那、俺は光に取り込まれた。
『あなたの第2の人生に生活に祝福を』

そして俺の第2の人生が始まった!!!!