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私…小鳥遊あきら
大学生、19歳です…
父は私が生まれてから
間も無く亡くなり
何も覚えてない…
仏壇に飾ってある
父の写真は優しく笑っている
母ひとりで一生懸命働き
私を育ててくれた…
その母が
突然…病気で倒れてしまい
稼ぎ手がいなくなった
大学生のアルバイト代なんて
たかが知れてる
母の入院費と生活費を稼ぐ為
私は叔父さんの知り合いを通して
働く場所を見つけた
住み込みで働ける場所
家政婦として働く
でも…そこの雇い主
大の女嫌いらしい
だから…
私は長かった髪を切り
男装をし
雇い主の家へと向かった…
スマホのマップを見ながら
辿り着いた…雇い主の家は…？
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