俺とアイツ…皇side

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……… それなのに 俺は…何も聞かなかった もし…あきらに何か言ったら アイツは誤解して 俺に好意を持つ イヤ…既に好意持ってる 何となくアイツから 出てくるオーラが 恋してるって… ハッ… ヤバイ…遅れる 腕時計を見た 後…2分だ 俺は駅まで走った 数秒遅れたけど 何とか間に合った…と思う あきらは 頬を膨らませて 「来てくれないかと 思いました…」 上目遣いで話す あきらに俺は ドキッとさせられた ダメだ… こんな小娘に騙されるな… もう…恋はしたくない あんな辛い思いをするなら 俺は一生独身を貫き通す!! 「ごめん…ほら、行くぞ!」 俺はあきらの一歩前を歩き ICカードをかざし 改札機を通った あきらは 「先生、待ってください!」 俺に声をかけながら 隣に並び歩く… ………
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