先生と私

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……… うっ… いくらなんでも 笑いすぎ… だったら 私だって負けない… 「酷いっ!先生のばかぁ…」 (すめらぎ)先生のことを 困らしてやれって 私は先生の横をすり抜けて 自分の部屋へ… 急いで走って 扉を閉めた 案の定…先生が追いかけて来た… フフッ… 『あきら!悪かった…』 「許しません! 今夜の夕飯は無しです。」 『それは…困る! 腹減って倒れそうだ…』 バタンっ… えっ?! 本当に倒れた? 耳を澄ませてみるけど 『……』 何も聞こえてこない… …嘘?! ゆっくりと扉を開くと 先生がうつ伏せで倒れていた… 「せ、先生!! 大丈夫ですか?」 慌てて…部屋から出て 先生の側に行くと ガシッと腕を掴まれた 「!!」 うっ…やられた… 先生の方が 私より、一枚上手だった… ………
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