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………
縮んだと思った距離が
離れていく…
食事を終えて
私は今…食器を洗いながら
また…今日のことを思い出していた
先生と…お出かけ
楽しかったな…
私ばかり話していた気がしたけど
聞いてくれた
「…あきら？」
皇先生が
私の隣に並んだ…
「はい？」
「手伝う…」
腕まくりしながら先生が言った
えっ？
普段手伝うなんてことをしない先生が
私がスポンジで洗ったお皿を
水で洗い流している
「何やってるんですか？
私がやりますから
先生は休んでください。」
「じゃあ…お前はいつ
休むんだよ？」
うっ…
今夜の先生はおかしい…
「いつって
これが私の仕事なんですよ？」
先生に向かって言うと
私の方は見ずに
「…いつもありがとう。
お前が…来てから
凄く助かってる。」と言った
やはり先生は変だ…
私がどう返事をしようかと
思っていたら…
「また…出かけような…
今度は…ちゃんと眠るから。」
私の方見ないのは
照れてるのか…
それとも
別な意味があるのか？！
………
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