先生と私

9/36

2705人が本棚に入れています
本棚に追加
/320ページ
……… 私はちょっとだけ迷って 「何ですか?」と聞くと 「…俺が眠るまで 側に居てくれるか?」 ドキッ… えっ…良いの? 「あきら…嫌か?」 (すめらぎ)先生に言われて 「良いんですか?」 と聞き返してしまう…私 「今夜は…お前に側に居て 欲しいんだ…」 先生はすがるような目をしてる 「…わかりました。 先に部屋に待っていてください。」 「うん…」 先生は湯呑みを持って部屋へ 扉の閉まる音が聞こえると はぁ… 溜息が出た… 先生の寝室に入って良いのかな? とりあえず…メイク落として 歯磨きだけしよう… 気分を落ち着けよう メイクを落として洗顔してから 洗面台の鏡を見た 私…複雑な顔してる? 先生が一歩を踏み出そうとしてるんだ… だから…私もそれに答えないと 歯磨きを終えてから 私は先生の部屋へ向かった… ………
/320ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2705人が本棚に入れています
本棚に追加