先生と私

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先生と私

……… 私は料理をしながら 今日のことを 振り返っていた… 執筆で疲れてるのに 私は連れ回してしまった… そのせいで (すめらぎ)先生は倒れてしまって… 浮かれすぎてた…私 でも…先生は 俺が…悪いんだからって… 「!!」 かぁ… 泣いてて それどころじゃ無かったけど 私…先生に抱きしめられてた 泣き止むまで… 先生との距離 ほんのちょっぴり縮んだかな? ドライヤーの音が聴こえる… 先生、お風呂出たんだ… 少し経つと 「良い匂いだな…」 先生がそう言いながら キッチンに現れた… …そして 「腹減った…」 私の肩に顎を乗せて言った …ドキッ 顔が近い… 「…先生、疲れ少し取れましたか?」 「あぁ…今日は仕事しないで 眠ることにするよ。」 「そうですよ? 今夜はゆっくり眠ってください。」 「ひとりじゃ眠れないって 言ったら… あきら…一緒に眠ってくれるのか?」 えっ?! 「な、何言ってるんですか? 私をからかっているんですか?」 私が振り返ると 先生がお腹抱えて笑ってる… ………
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