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『俺様も焼きがまわったか?』
まあ、やりたいようにやるのが俺様だし。
まぁいっか。
本気で気に入らなかったし。あの、クソ狼。
『ありがとう。…か。ふっ。いつかまた会えたらな。狼に勇敢に挑んだチビ助。』
見上げると月は空高くまで登っていた。
静寂だけがその場を支配している。
いつかどこかで…。
約束のない運命の絆はここから始まったのかもしれない。
それは月だけが見ていた真実。
……Fin
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