エピソード0 銀と黒の交わり

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『俺様も焼きがまわったか?』 まあ、やりたいようにやるのが俺様だし。 まぁいっか。 本気で気に入らなかったし。あの、クソ狼。 『ありがとう。…か。ふっ。いつかまた会えたらな。狼に勇敢に挑んだチビ助。』 見上げると月は空高くまで登っていた。 静寂だけがその場を支配している。 いつかどこかで…。 約束のない運命の絆はここから始まったのかもしれない。 それは月だけが見ていた真実。 ……Fin
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