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俺はココアの入ったマグカップを持って、キッチンへ向かう。 少しぬるいということは、俺の推理は完璧だったようだ。 まだ30分程度しか寝ていないのだろう。 ココアをいれて、娘の部屋に戻る。 マグカップを机の上に置いてから、束の間の戦略的睡眠が上質なものになるように、肩にそっとブランケットをかけてやる。 「んん......」 娘が少し身じろぎする。 起こしちゃったか? と一瞬思ったけど、どうやら大丈夫なようだ。 頑張れよ。 パパは応援してるから。 ***
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